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【ひろぽ】's BLOG

Date: 2004/05/03(月)   Category: 関俊彦
関俊彦フォト&エッセイMyself より
つい先日、ようやく手に入れました。『関俊彦フォト&エッセイ Myself』
その中で『表現するとはどういうことだろう』とのタイトルで書かれた一章。
ソコにあったのが。
『技術のともなわない演技など、ただの素人としか言えまい』
この一文。
再三、書いているコトですが、【ひろぽ】は舞台畑の人間です。
若造の明かり屋ですが、自分なりの演劇論は持っているつもり。
青二才の戯言と一蹴されて終わりな程度かもしれませんが、青二才なりの演劇論ってのはあるわけです。
その中の一つと『技術のともなわない演技など、ただの素人としか言えまい』
が一致したんです。

えと、昨夜【ひろぽ】は旦那と技術について話し合っていたんですね。
近所のファミレスで(笑)
その時、具体例にしたのが原作・吉原理恵子 ドラマCD 銀のレクイエム #11地下牢
キラ(CV.石田彰)がルシアン(CV.森川智之)に、イリス(CV.岩男潤子)との仲を誤解され、怒りをぶつけられているシーン。(なんか凄い説明ですが、滅茶苦茶いいシーンですー)
誤解が解けぬのならば、その怒りのまま殺してくれ。と叫ぶキラより。

  愛しています
  イリス様を愛しています
  命を懸けて愛しております
  イリス様と添い遂げる事が出来ないのならば
  この命惜しいとは思いませぬ

  愛しています
  心の底から
  イリス様を愛しています

  愛しています
  愛しています
  愛しています

  ルシアン様


えと、ここからは、【ひろぽ】と旦那の技術論からの派生だと云うことを踏まえた上で、お読み下さい。
んで、演出(CDも演出って言葉でいいのかな?)の存在も横に置いておいて下さい。
石田さんの芝居もひとまず、置いておいて下さい

ココで出てくるのは関俊彦キラ。(コレは、ほら。【ひろぽ】ンちだから/笑)
関キラ恍惚を持ってきてくれるんじゃないかなぁ。という話です。

俯き加減で自分へ
smorzando(和らげて遅く弱く)
  愛しています
  イリス様を愛しています


目線を上げつつ対象が自分からルシアンへ
largando(次第に強く、幅広く)
  命を懸けて愛しております

ルシアンを捉えきり、自分を振り払い
つまり気味でアクセントを利かせたp(弱く)
  イリス様と添い遂げる事が出来ないのならば

完全にルシアンを捉えきり
sfp(特に強く直ちに弱く)
  この命惜しいとは思いませぬ

ルシアンを通り越し、恍惚として
largando(次第に強く、幅広く)
  愛しています
  心の底から
  イリス様を愛しています


自分に戻り、自分の中のルシアンへ
mp(やや弱く)
  愛しています

目の前のルシアンへ微笑み
cresc(だんだん強く)
  愛しています
  愛しています


満足そうに
smorendo次第に弱く消え失せて
  ルシアン様

なんか楽想記号擬きが出てきてしまったのでココ参照

……。
いつのまに、【ひろぽ】脳裏劇場上演コーナーになったんだ?
技術論がいつの間にか、書いてる内に脳内再生された音を起こしてた……。
えと、石田キラとは全然、違う芝居なんですが、関キラみたいなのも有りかなー?
とか思っただけで……。
他意はないですー。
んで、んで、脳内再生出来るのは関さんの芝居のパターンが同じってコトでもなくて、【ひろぽ】の中の関さんの芝居引出から、素材を出してきて、こんな芝居を聴かせてくれるんじゃないかなぁっていう想像の元、組み合わせたンです。
あくまで、【ひろぽ】好みの芝居なんで、実際に演ったとしたら全然違うかも知れないし、どっか似てるかも知れないし、演出の問題で全然違うかも知れないし……。
そういう(?)事です。

で、元の『技術のともなわない演技など、ただの素人としか言えまい』なんですが。
上記の関キラの技術はドコにあるのか?
関俊彦さんの魅力 其の壱で語っていました。
関さんって声の高低・強弱・緩急の変化をワンセンテンスの中でも頻繁に使うんですよね。
一歩間違うと煩くなりがちなのに、煩くならないのは関さんの技

これでした。
あの、『表現するとはどういうことだろう』の中で、関さんの云ってる『技術』とは、指しているモノが違う可能性がなきにしもあらず状態なのですが、【ひろぽ】達は『高低・強弱・緩急の変化』も見せ方(聴かせ方?)の技術の一つであると考えています。

計算した芝居を『技術』と呼べばいいのかな?
分かんないけど……。

【ひろぽ】は見せ方、聴かせ方を計算された芝居が好みです
これは確か。珍しく断言します(笑)

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